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ジェットスター・ジャパンの特徴・評判・口コミ・マイレージサービスについて

ジェットスター・ジャパンの特徴

ジェットスター・ジャパンは、オーストラリア発祥の航空会社で、オーストラリアのカンタス航空と日本航空が共同で出資して立ち上げた航空会社。

2012年7月に就航を果たし、その後は成田空港、関西国際空港を拠点として路線を拡大しています。

日本とオーストラリアを結んでいるジェットスターや東南アジアで路線網を拡大しているジェットスター・アジアなど世界中に広がっているジェットスターグループの一員でもある。

国内11都市、海外4都市を結ぶネットワークを持っており、2019年3月には、どこの航空会社も就航していない宮古島・下地島空港への就航を発表するなど、路線拡大を確実に進めている格安航空会社。

保有機材は全てエアバス320型に統一されており、保有機体数は27機。

ジェットスター・ジャパンのサービス

運賃について

ジェットスターでは「最低価格運賃」を大きなうたい文句としているだけあってかなり安いです。

しかし、これはあくまで基本運賃の話なので運賃体系をしっかりと理解する必要があります。

まず、基本運賃となる部分を「スタータ-」と言います。

この運賃には、7kgまでの機内持ち込み荷物が含まれていますが、それだけです。

ここに、様々なオプションを追加していくことになります。

預け入れ手荷物

15kgから40kgまでの範囲で料金が設定

価格は、予約をする時期と時間帯、予約クラスによって変動するシステムになっている。

【例 成田空港~新千歳空港 通常期 15kg】

  • 事前のウェブ申し込み 1,500円
  • 出発前のウェブ申し込み 2,100円
  • 当日空港での申し込み  2,600円

 

搭乗日 クラス 予約時購入 予約後購入
15kg 20kg 25kg 30kg 15kg 20kg 25kg 30kg
通常期 低位 1,500 1,700 1,900 2,200 2,100 2,720 3,040 3,520
中位 1,550 1,750 2,000 2,300 2,170 2,800 3,200 3,680
高位 1,600 1,800 2,100 2,400 2,240 2,880 3,360 3,840
繁忙期 低位 1,550 2,100 2,600 3,100 2,170 3,360 4,160 4,960
中位 1,600 2,200 2,700 3,200 2,240 3,520 4,320 5,120
高位 1,650 2,400 2,800 3,400 2,310 3,840 4,480 5,440

航空券の予約クラスによっては、機内預け入れ手荷物のオプションがついてくる。

予約オプションについて

ジェットスターには、基本運賃に追加できる3つのオプションが用意されています。

個別にオプションを足すよりも、いくつかの人気オプションがセットになっている3つを使った方がお得になっています。

  • プラスPlus (追加2,000円)

「500円フライトバウチャー」「10kgの受託手荷物」「日時・氏名の変更手数料無料」「スタンダードシート座席選択」「欠航・遅延時見舞金1万円」のセット。

フライトバウチャーの有効期限は3ヶ月と短い。

  • マックスMax (追加4,000円)

払い戻し可能な運賃。

ただし、払い戻しに関してはフライトバウチャーで行われる。

  • フレックスBiz (追加2,000円)

ビジネススタイルに合わせた運賃。

プラスPlusの「フライトバウチャー」「手荷物預け」「遅延・欠航見舞金」が付かない。

その代わりに出発当日の同一路線で便の変更が可能、フライトバウチャーでの払い戻し可、アップフロントシートの座席指定可となっている。

荷物が少ないビジネスユーザー向けの運賃。

座席について

ジェットスターは、単通路のA320型機を使用している。

座席は全てエコノミークラスでシートは、革製。

シートピッチは、約29インチ(大手に比べると5cmほど狭い)

ただし、飛行機の座席の関係上3つのシートに分けている。

座席指定する際には、席のランクに応じた追加料金が必要になる。

  • スタンダードシート

一般的な座席で、追加料金は490円~790円

  • アップフロント

前方の座席で、降機を早くすることができるメリットがある。座席のシート間隔は、スタンダードシートと変わらない。座席指定価格は690円~990円。

  • エクストラレッグルーム

飛行機の最前列と非常口座席は足下が広くなっているので、そこにあたるシート。

非常口座席は、条件があるので、それを満たすことができる人のみ利用可能。

座席指定代金は、990円~1,390円。

全ての座席においてコールセンターまたは空港で予約をする場合には、さらに450円の手数料が必要。

機内サービスについて

ジェットスターにおける機内サービスは、全て有料。

ジェットスター・カフェという名前がついており、季節ごとにメニューが変わっていく。

軽食もあり、機内で簡単な食事をすることも可能。

ホットコーヒーは200円、ビールは500円となっている。

飲み物や食べ物の持ち込みは、アルコールを除いて認められている。

各種手数料に注意

ジェットスター・ジャパンでは、各種の手続きをインターネットを用いて自分で行うことが前提となっている。

こうしたインターネットを利用する方法は、LCCでは当たり前のことであり、ジェットスター・ジャパンもインターネットを利用することで人件費を削減し、航空運賃の引き下げにつなげている。

このため、インターネットを利用しないと各種の手数料が発生する。

また、決済に関しても手数料がある。

  • 支払い手数料

インターネットを利用して航空券の決済をする際に必要になる手数料。

クレジットカードを利用する場合には500円、コンビニやスマホ決済の場合には、650円が必要。

  • 払戻手数料

払戻可能な運賃を選択時に適用される手数料(3,090円)。

  • 変更手数料

便の変更が可能なチケットを持っていて、搭乗便の変更をする際に必要な手数料。

インターネット経由で申し込む場合には、3,240円、コールセンターで申し込みすると4,320円

  • 予約手数料

コールセンターや空港カウンターで航空券の予約、購入をするときに必要な手数料2,780円

ジェットスターでは、座席指定を含めていろいろなところで手数料が発生します。

手数料を抑えたい場合には、インターネットのジェットスター公式ページから申し込みをするかアプリを利用して申し込みすると手数料を少なく済ませることができます。

ジェットスター・ジャパンの評判・レビュー

  • 1万円あれば飛行機に乗ることができるので安い。
  • LCCではあるが、室内がきれいで明るく乗りやすかった。
  • 遅延の保証などをオプションで付けることができるので助かる。
  • メールでキャンペーンなどの告知が頻繁に行われるので安い料金で旅行に行ける。
  • 成田発が朝早く、夜遅い便が多いので公共交通機関が使いにくい。
  • 他のLCCと比べると遅延や欠航率は低い。
  • サービスが不要と割り切って乗るにはありがたい運賃。
  • オプションや手数料の値段が高い。

格安航空会社の老舗として利用者の多いジェットスターは、価格面でのメリットもあり、おおむね高評価を得ています。

インターネットのサイトやアプリも日本人向けに作り直されているので使いやすいというのも指示される大きな理由になっています。

一方で、近年手数料の値上げが相次いでいることは利用者にとって大きな不満材料になっており、さらに格安航空会社の宿命であるスケジュールの問題や拠点空港の1つである成田空港のアクセス面の問題など、不満を抱く利用者もいます。

ジェットスター・ジャパンのマイレージサービス

ジェットスター・ジャパンでは独自のマイレージプログラムは保有していません。

しかし、飛行機に乗るときのオプションとして加入できる「プラスPlus」と「マックスMax」をつけるとJALマイレージバンクにフライトの区間マイルの25%を積算することができる。

ただし、ボーナスマイルやJALのステイタスで得ることができるボーナスマイルは付与されない。

また、JALマイレージバンクの会員は、JALマイルを利用してジェットスター・ジャパンの特典航空券を得ることができる。

デルタ航空のスカイマイルが行っている「ニッポン500マイルキャンペーン」には、ジェットスターの国内線であれば加算対象となる。

自社都合による欠航時には補償あり

ジェットスター・ジャパンが他のLCCよりも指示されている理由として手厚い補償があります。

一般的にLCCの場合、遅延しても補償が付かないケースが多いのですが、ジェットスター・ジャパンでは「自社都合による欠航時には補償をする」ということを明記しています。

例えば、機材の都合上、成田空港の制限時間に間に合わずに欠航したケースやエンジン故障で欠航したときにもホテル代の負担や他の航空会社への振替が行われたこともあります。

LCCでありながら手厚い対応がこの航空会社を支持する理由になっています。

勘違いしてはいけない「最低価格補償制度」

ジェットスターの広告でよく見かける言葉に「最低価格補償制度」というのがあります。

ただ、この補償制度は適用条件が厳しく「前後1時間の便の同区間」でなければいけません。

ジェットスターが就航している路線で、この会社よりも安い航空会社が同一路線を運航していることがまれです。

しかも、コールセンターに電話しなければいけないなど手続きも手間という問題があります。

そのため、この制度はあまり意識しないで航空券を手配する方が楽です。

ジェットスターのマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードは

ジェットスター・ジャパンのマイルを貯めるのであれば、断然JALカードです。

理由は、オプションによってマイルを貯めることもできますし、JALマイルを利用してジェットスターの特典航空券を発券することもできます。

もう1つ、デルタ航空のスカイマイルを貯めることができる「デルタ スカイマイル JCB」もおすすめです。

2枚のカードを持っていれば、JALマイルとスカイマイルと両方同時に貯めることができます。

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