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エアアジア・ジャパンの特徴・評判・口コミ・マイレージサービスについて

エアアジア・ジャパンの特徴

エアアジア・ジャパンは、マレーシアに拠点を持つアジア最大の格安航空会社であるエアアジアグループの日本版です。

全日空との合弁企業で2012年8月に就航をしましたが、搭乗率の低迷や経営方針を巡って対立し、結果的に2013年に運航を停止し、一時日本から撤退しました。

しかし、2014年になって楽天などから出資を受け、新しくエアアジア・ジャパンが誕生。

2017年10月より中部国際空港(セントレア)を拠点として中部-新千歳空港路線に就航、2019年2月からは中部国際空港-台北(桃園)も就航した。

保有機体数は3機で、全てA320型機で統一されている。

コーポレートカラーは赤色を採用。

エアアジア・ジャパンのサービス

機内サービスについて

機内サービスはすべて有料。

機内ではビールなどのアルコール飲料の他に、ソフトドリンクや軽食などの販売が行われている。

ビール類は500円程度から、ソフトドリンクは200円程度からになっている。

軽食は、800円前後のものが多く、インターネットで事前に購入すると100円の割引を受けることができる。

メニューはマレーシアの航空会社らしく、マレーシア料理の他に、拠点空港の中部国際空港がある名古屋の名物「きしめん」や「手羽先」を利用したメニューが含まれている。

座席について

エアアジア・ジャパンの機体は全てエコノミークラスで、個人モニターやwifi接続は完備されていない。

保有するA320型機の座席数は、180席または186席でシート間隔は、約74cmと格安航空会社では標準の座席間隔。

シート配列は全ての機材3-3のアブレストになっている。

全席エコノミークラスの機材だが、シートの位置によって名前が付けられ、座席指定をするときには指定料金が異なる。

  • スタンダードシート

一般的なシートで位置によって座席の指定料金が異なる。

料金は、400円~500円の間で設定されており、機体の前方や窓側、通路側の座席ほど高めになっている。

  • ホットシート

ホットシートは、機体の前方1~5列目と非常口座席である12、13列目に設定されています。

ヘッドレストのカバーが赤色になっているので、どの座席がホットシートなのかは分かりやすいです。

ホットシートの価格も位置によって若干の違いがあり、足下の広い最前列と非常口座席は900円、それ以外は600円に設定されています。

また、ホットシートに座っている人は、優先搭乗をすることもできます。

荷物の取り扱いについて

機内持ち込み

エアアジア・ジャパンでは、機内持ち込みできる荷物については、56cm×36cm×23cm以内のキャビンバック1つとハンドバックのみで、合計の重量が7kg以内です。

空港カウンターで重量測定が厳密に行われており、機内持ち込みの重量を超えてしまう場合には、空港カウンターで超過料金を支払う必要があります。

セキュリティーチェック通過後に買い物をするときが要注意で、見た目に荷物が多い場合には搭乗直前のカウンターで重量測定をされることもあります。

受託手荷物の取り扱いについて

受託手荷物についても1つあたり、手数料が発生します。

受託手荷物の料金は重さが同じでも3つのランクに分けられており、チケットを購入時に予約するのが一番安くなります。

【国内線 中部-新千歳間の受託手荷物手数料】

重量 予約時 予約の変更時 空港カウンター
15kg 1,200円 1,380円 2,900円
20kg 1,400円 1,610円 1kgごとに1,400円
25kg 1,900円 2,185円  
30kg 2,900円 3,335円  
40kg 5,300円 6,095円  

受託手荷物は、空港で支払うと非常に高額になるので予約時に購入するのがおすすめです。

また、重量超過は1kgあたりの単価が大きくなるので、大量のお土産を購入するときには、宅急便など別で送ることも視野に入れると良いです。

エアアジア・ジャパンの運賃制度

エアアジア・ジャパンではマレーシアの本社と同じく、運賃体系に変動型運賃制度を利用しています。

インターネットで購入するときには「プロモーション」と「レギュラー」の2つの運賃体系が表示されます。

プロモーションは、名前のごとく期間限定や座席数限定のイベント的な運賃のため、表示されないようなケースもあります。

プロモーション運賃も普通運賃もつけることができるオプションに違いはないので、プロモーション運賃が表示されている場合には、普通運賃を選択するメリットがありません。

運賃を選択したら次にオプションになります。

オプションでは大きく2つのパックが用意されています。

  • バリューパック

バリューパックには、20kgまでの受託荷物手数料が無料、機内食が一食サービス、スタンダードシートの選択、エアアジアの旅行保険が付いてきます。

中部-新千歳間のオプション料金は2,300円です。

  • プレミアムフレックス

プレミアムフレックスは、バリューパックのサービスに加えて、座席指定の際にスタンダードシートだけでなく、ホットシートも選択することができます。

さらに優先搭乗や受託手荷物の優先扱い、2回までの予約変更も可能です。

中部-新千歳間のオプション料金は5,000円です。

自分がほしいサービス内容に合わせて選択することができます。

オプションは必ず選択をしなければいけないものではなく、座席指定のみ、受託手荷物のみといったように追加することもできます。

荷物1つ預け、座席指定するだけであればオプションよりも個別につけた方がお得です。

多様なエアアジア・ジャパンの手数料

エアアジア・ジャパンでも他のLCCと同じように各種の手数料が発生します。

  • 支払手数料

決済に伴って発生する手数料。クレジットカード決済の場合は400円、コンビニ決済の場合は500円

  • 予約手数料

インターネット以外で電話や空港カウンターで予約した場合の手数料で1,000円

  • 乳幼児サービス料

乳幼児の運賃は無料ですが、1,500円の手数料がかかります。

エアアジア・ジャパンの評判・レビュー

  • 予約サイトがシンプルで分かりやすい。
  • 予約サイトが使いにくい
  • 重量に関するチェックが厳しい。
  • 遅れることが多くある
  • 日系のイメージではないCAさんが乗務している。
  • 良い意味でLCCらしい価格で乗れる。

現在、2路線しか就航していないエアアジア・ジャパンなので口コミの数は少ないですが、格安航空会社としての評判は悪くありません。

客室乗務員や地上係員の人も東南アジア系の人が多く、カウンターから日本にいるのに海外の航空会社に乗るような雰囲気を味わうことができます。

エアアジア・ジャパンのマイレージサービス

エアアジア・ジャパンでは独自のマイレージサービスは行っていない。

エアアジア・ジャパンのマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカードは

エアアジア・ジャパンでは独自のマイレージプログラムはないのでマイルを貯めやすいカードはありません。

ANAカードやJALカードを利用して支払うことができるので、その支払いに対してANAマイルやJALマイルを貯めることができます。

しかし、エアアジア・ジャパンでは提携しているところが一切ないので、どのカードを利用しても大きな差はありません。

中部-新千歳線を利用するのであれば、日本の国内線扱いになるので、デルタ航空のニッポン500マイルキャンペーンを利用して1フライトで500スカイマイルを貯めることができます。

このため、スカイマイルも貯めることができるようにデルタ スカイマイル JCBカードも併せて保有しておくとマイルの二重取りをすることができます。

ちなみに、デルタ航空のスカイマイルを利用するとエアアジアのグループ会社である「タイ・エアアジア」の特典航空券を発行することができます。

ただし、日本路線は対象外になっているので利用することができるケースは限られます。

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