マイルの使い方

JALマイルはどう使うのがお得?数字で見る最もお得な使い方は? 

せっかくマイルを貯めたのであれば、今度はマイルを使わないと意味がありません。
でも、ここで使い方を間違えるとすごく損をすることにもなります。
そこで、ある数字に注目してマイルの使い方を考えてみます。
すると、本当にお得な使い方は何か分かります。

マイル単価という言葉

マイル単価って何?

マイルを使うときに、お得か、そうではないのかを判断する数字に「マイル単価」があります。
マイル単価とは、1マイルがどれだけの価値になるかを具体的に金額であらわしたものです。

計算式は 「交換する商品の価値」÷「マイル数」となります。

例えば、JALの航空券購入やツアーの料金支払いに利用できるとして人気がある「e JALポイント」に交換するとします。
5,000マイルを交換すると5,000ポイント(1ポイント=1円の価値)なので
5,000ポイント÷5,000マイル=1円/マイル  マイル単価は1円となります。
一方で、10,000マイルを交換すると15,000ポイントになります。
15,000ポイント÷10,000マイル=1.5円/マイル  マイル単価は1.5円となります。
このことから、5,000マイルを交換するよりも10,000マイルを交換した方がお得になります。

航空券の価値はどれぐらいなのか

JALマイルを交換するものとして人気の高い特典航空券。

では、特典航空券に交換することは、マイル単価から見るとお得なのでしょうか。
マイル単価で計算してみたいと思います。

JAL国内線特典航空券の場合

JALマイルの特典航空券は、ルール変更によって「ご搭乗日の2か月前の同日9:30から、ご搭乗日の前日まで予約可能」となりました。
そこで、いろいろな日程で特典航空券の価値を計算してみます。

  • 東京(羽田)→大阪(伊丹) 前日に予約
    搭乗日の前日に同路線の航空券を予約すると「特便割引1」が使えます。
    この運賃がおよそ14,000~16,000円になります。
    同じ区間をマイルで片道発券すると6,000マイル
    したがってマイル単価は、最安値のときで14,000÷6,000=2.33 約2.3円/マイル
  • 東京(羽田)→新千歳空港  2か月前に予約
    2か月前の予約だと「先得」を利用でき、同区間は12,000~15,000円
    同区間の片道航空券発券に必要なマイルは7,500マイルなので
    12,000÷7,500=1.6  1.6円/マイル
  • 同じ区間を前日に予約すると、最も安いのが特便割引で32,000円前後
    必要マイル数は7,500マイルなので、
    32,000÷7,500=4.26  約4.3円/マイル

特典航空券の予約が前日まで行うことができるようになったメリットは大きく、直前に航空チケットを購入した方が、マイル単価が良くなる傾向が出ました、
つまり、直前の航空券手配ではマイルを使った航空券を利用したほうが、単価が良くなるのでお得な使い方です。

JAL国際線特典航空券の場合

JAL国際線特典航空券は、昨年12月にルールの変更が行われ、残席に応じてマイルが変動するようになりました。
そこで、実際にマイルを利用して航空券を購入するケースと一般に購入するケースで比較します。

【計算例1】 東京(成田)→シンガポール 往復 エコノミークラス 5月の平日出発
必要マイル数 24,000マイル
購入する場合 32,000円
32,000÷24,000=1.33  約1.3円/マイル

【計算例2】 東京(成田)→シンガポール 往復 エコノミークラス 5月の連休出発
必要マイル数 79,000マイル
購入する場合 160,000円
160,000÷79,000=2.02  約2.0円/マイル

 

【計算例3】 東京(成田)→シンガポール 往復 ビジネスクラス 5月の平日出発
必要マイル数 80,000マイル
購入する場合 195,000円
195,000÷80,000=2.43  約2.4円/マイル

【計算例4】 東京(成田)→シンガポール 往復 ビジネスクラス 5月の連休出発
必要マイル数 250,000マイル
購入する場合 364,500円

364,500÷250,000=1.45  約1.45円/マイル

これまで、よく言われてきたのが一番お得な使い方は「ビジネスクラスの特典航空券」だということですが実際に計算をしてみると平日でもマイル単価は約2.4円/マイル、連休出発になるとマイル単価が約1.45円/マイルまで大幅に悪くなります。
このようにマイル単価が悪くなった理由として、残席変動制のマイルを導入したことによって、日によって同じ区間のビジネスクラスの航空券を発券するに、必要マイル数が3倍以上も変わってしまったことが大きな要因と考えられます。
したがって、マイル単価でみるとビジネスクラスの特典航空券がそこまで優位ではなくなってしまいました。

ちなみに路線数は限られるもののファーストクラスだと
【計算例5】 東京(成田)→ニューヨーク 往復 ファーストクラス 5月の平日出発
必要マイル数 140,000マイル
購入する場合 2,127,000円
2,127,000÷140,000=15.19  約15円/マイル

マイル単価が15円/マイルという破格の数値が出ますが、これはファーストクラスの特典航空券が新しいルールが適用されておらず従来のままになっているためです。
ただ、ファーストクラスの特典航空券はキャンセル待ちをかけても取ることができるのはかなり厳しく、お得な航空券である以前に、使える選択肢とは言いにくいです。

座席のアップグレード特典

マイルを使ってエコノミークラスをビジネスクラスに、ビジネスクラスをファーストクラスにアップグレードすることができます。
このアップグレードのお得度を計算してみます。

【計算例5】東京→ロンドン 往復 エコノミークラスからビジネスクラスへ
アップグレードの対象運賃が 230,500円
同日のビジネスクラス往復が 510,500円
差額は280,000円、アップグレードに必要なマイル数は66,000マイル
280,000÷66,000=4.2円/マイル

行先や日によって変わってきますが、特典航空券よりもよい単価になりました。
必要マイル数の変動制によってビジネスクラス特典航空券の優位性が少なくなってくると従来のルールのまま計算されるアップグレード特典の方が、マイル単価が良くなりました。

他社の提携ポイントへの交換

JALではさまざまなポイントや電子マネーと提携を行っているので、これらのポイントに交換することもできます。
交換できる交換先の代表例と必要マイル数、交換後のポイントをまとめました。

交換先必要マイル交換後ポイント
WAON10,00010,000
Amazonギフト券10,00010,000
Ponta3,000~9,0001,000ポイント単位で1マイル=0.5ポイント
Ponta10,00010,000

ほとんどのところでJALマイルがそのまま1マイル=1円で交換されているので、マイル単価は1円/マイル
ポイント交換は、そんなによいわけではありません。

JALマイルのお得な使い方は

ここまでの結果をマイル単価の良い順に並べていくと以下の表になります。

マイル単価(円/マイル)状況
約4.3~2.3JAL国内線特典航空券(出発直前発券)
約4.2JAL国際線アップグレード特典
約2.3JAL国際線ビジネスクラス特典航空券
約1.6JAL国内線特典航空券(出発2週間前発券)
1.5eJALポイント(10,000マイル以上の交換)
約1.3JAL国際線エコノミークラス特典航空券
1.0他社ポイントへの交換

数字だけ見ていくと、国内線特典航空券で出発の直前になると割引率の高い航空券がなくなってしまうエリアへの使い方が最もお得になります。
JAL国際線の特典航空券については、残席で必要マイル数が変動するルールに変わったこともあり、マイル単価のブレが非常に大きくなりました。
最も少ないマイル数で交換できるときはお得感がありますが、残席が少なくなり、交換に必要なマイル数が多くなったときにはマイル単価が非常に悪くなります。
JAL国内線の特典航空券は、時期によってキャンペーン行っており、通常よりも少ないマイル数で交換できる時期があります。
すると上記の表よりもさらにお得なマイル単価で交換できる可能性もあります。

まとめ

  • JALマイルのお得な使い方を考えるときには1マイルが何円の価値になるかという「マイル単価」に注目する。
  • マイル単価で計算すると、国内線の特典航空券で、直前に発行するケースが一番お得になる。
  • JALマイルの使い方として、お得感があるといわれていたJAL国際線の特典航空券はルールの変更により、マイル単価のブレが大きくなり、エコノミークラス、ビジネスクラスともにその都度、マイル単価を計算するのが良いです。

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