マイル・ポイントの貯め方

カタール航空のマイレージ「プリビレッジ・クラブ」はどう貯める?貯め方を徹底解説

カタールを代表する航空会社であるカタール航空は、その首都ドーハをハブとして展開している会社です。中東の地の利を生かして世界中の空港とネットワークを結んでおり、全世界規模の路線を有しています。日本では成田空港や羽田空港、そして最近、関西国際空港への再就航も発表されました。


カタール航空のよさは、ネットワークの広さだけでなく、質の高いサービスにもあります。ビジネスクラスの質のサービスの高さで世界一を受賞したことがあるなど、数々のサービス面において賞を獲得しているだけでなく、これまで会社設立以来、一度も重大事故を起こしていないという安全面の高さも人気の理由です。このようなサービス面の質の高さから航空業界で権威のあるスカイトラックス社の評価において星5つを獲得しています。

では、そんな質の高いサービスを提供するカタール航空はどんなマイレージ制度を取っているのでしょうか。また、日本人がマイレージクラブに加入する価値があるのかどうかを解説します。

カタール航空のマイレージ制度

マイレージの基本概要

カタール航空でもマイレージクラブ制度を設けており、プログラムを「プリビレッジ・クラブ」と言います。入会そのものは無料で、カタール航空の公式ホームページから簡単に入会することができます。


マイレージクラブの基本ルールは日本のANAマイレージクラブやJALマイレージバンクと同じであり、フライトなどによってマイルが加算されていきます。さらに、利用頻度に応じてステータスが分かれており、上位ステータスになればなるほどラウンジの利用など特別なサービスを受けることができます。
カタール航空のマイルには有効期限が設けられています。ルールが少し複雑で基本的には「加算から3年間」ですが、最終期限が6月末と12月末に設定されているので、どちらか近い方が期限になります。
(例)2019年9月にマイル獲得 → 2022年12月末まで
さらにホームページから1マイルあたり0.015US$を支払えば、有効期限を1年間延長することが可能です。

航空連合はワンワールド

カタール航空は、同じ中東のエミレーツ航空(UAE)やエティハド航空(UAE)などとは異なり、航空連合の「ワンワールド」に所属しています。ワンワールドには、日本の日本航空(JAL)やアメリカのアメリカン航空、イギリスのブリティッシュエアウェイズなどが加入しており、経営面ではコードシェア便などの運航、マイレージ面では、マイルの共有などを行っています。このため、ワンワールドの航空会社を利用して、プリビレッジ・クラブにマイル加算することも可能です。

マイルの貯め方(基本編)

フライトで貯める

カタール航空のプリビレッジ・クラブは、発行元であるカタール航空のフライトでマイルを貯めることができます。
加算率は、距離で決まっており、これに航空券の種類ごとに定められている加算率を掛け合わせて計算されます。

【プリビレッジ・クラブ カタール航空加算率】

加算率航空券クラス
300%F
200%A,P,J,C
175%D
125%I,R
100%Y,B,H
75%M,V,L,K
50%Q,G,N,S
25%W,T,O

上記の表のようになります。ファーストクラスになると日系の航空会社を上回る200%~300%のマイルを獲得することができるのが強みです。さらにエコノミークラスの割引運賃でも最低の25%を獲得することができます。ただし、一部のツアーで利用されている格安航空券の場合、加算対象ではないケースがあるので注意しましょう。
日本からカタール航空を利用する人に人気路線の路線として、日本発ドーハ経由のヨーロッパ行きがあります。

直行便に比べて距離が長くなるので飛行時間は長くなりますが、値段が安いのが魅力の路線です。日本からヨーロッパまでドーハ経由で行くと16,000マイル程度になり、Yクラスであれば16,000マイル程度が、格安のチケットでも半分程度のマイルを獲得することができます。

提携航空会社でマイルを貯める

カタール航空はワンワールドグループに所属しているため、ワンワールドに加盟している航空会社を利用してもマイルを貯めることができます。
ワンワールドには以下の航空会社が加盟しています。

アメリカン航空(アメリカ)・ブリティッシュエアウェイズ(イギリス)・キャセイパシフィック航空(香港)
フィンエアー(フィンランド・イベリア航空(スペイン)・日本航空(日本)
LATAMチリ、ブラジル航空(チリ・ブラジル)・マレーシア航空(マレーシア)
カンタス航空(オーストラリア)・ロイヤルヨルダン航空(ヨルダン)・S7航空(ロシア)
スリランカ航空(スリランカ)

加算率は一律ではなく、航空会社や座席の種類によって加算率が決められています。
日本を代表する航空会社の日本航空に搭乗して、カタール航空のプリビレッジ・クラブに加算した場合は以下のようになります。

【日本航空利用時 プリビレッジ・クラブ加算率】

150%F,A
125%J,C,D,X
100%Y,B,W,E
70%M,H,K,I
50%V、S(Economy Saver)、L、G、O、R
30%Q(Special SaverQ)、N

多くの航空会社で上記の表のように分かれており、基本的にファーストクラスでは、150%の加算、ビジネスクラスの場合は125%、正規のエコノミークラス、プレミアムエコノミークラス利用時は100%、割引運賃であればそれ以下という感じです。日本航空が加算対象になっているので、日本航空を頻繁に利用する人もプリビレッジ・クラブは貯めやすいマイレージプログラムになります。

マイルの貯め方(応用編)

SPGアメックスで貯める

マイルを貯める方法として定番のクレジットカードを利用するやり方もあります。カタール航空が提携して発行しているクレジットカードもありますが、カタール国内または欧州での発行がメインであり、日本人にとっては発行しにくいカードとなっています。しかし、公式のカードを手に入れることができないとしても悲観的になることはありません。
カタール航空のマイルを貯めることができるクレジットカードが日本でもいくつか発行されています。
その1つが「SPG(スターウッド・プリファードゲスト)アメックス」です。

陸マイラーの間では、高還元率のクレジットカーとして有名なSPGアメックスですが、このカードの大きな特徴にクレジットカードを利用して獲得したポイントを複数の航空会社にマイレージバンクに移行することができることがあります。
この複数のマイレージバンクの1つに、カタール航空のプリビレッジ・クラブが含まれています。
SPGアメックスは、100円の利用につき3ポイントのマリオット・ボンヴォイポイントが貯まり、プリビレッジ・クラブの場合は、3ポイントは1マイルとなります。このままだとマイル還元率が1%となりますが、60,000ポイントをまとめて移行すると20,000マイルとボーナスマイルの5,000マイルが追加されて移行されます。このため、ANAマイレージバンクやJALマイレージバンクと同じようにマイル還元率が1.25%で移行することができます。

アメリカンエキスプレスで貯める

SPGアメックスではなく、通常のアメリカンエキスプレスカードもメンバーシップリワードの中にカタール航空のプリビレッジ・クラブが含まれているので、アメリカンエキスプレスを利用してカード払いをし、貯めたポイントでもマイルを貯めることが可能です。
数あるアメリカンエキスプレスカードの中でも一番おすすめなのが「アメリカンエキスプレス・スカイ・トラベラー・カード」または、その上位カードにあたる「アメリカンエキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード」です。


このカードは、数あるアメリカンエキスプレスブランドの中でもマイルの還元率が良く、基本の買い物で100円につき1マイルが加算されます。
さらに、カタール航空を含めて提携している27社の航空券を購入すると100円に付き3ポイント(プレミアカードの場合には100円に付き5ポイント)が付与されます。
基本の還元率は1%なのでSPGアメックスには及びませんが、航空券を購入するとポイントの還元率が3倍になることを考えれば、持っていて損はないカードです。
一般カードであれば10,000円+税の年会費(プレミアカードの場合は35,000円+税)と、SPGアメックスより維持費が安いのも魅力になります。

キャンペーンを利用して貯める

カタール航空や提携しているクレジットカードでもさまざまなキャンペーンが行われており、こうしたキャンペーンを利用してもマイルを貯めることができます。

いつも行われているわけではないのでホームページなどで確認する必要がありますが、現在使えるものには以下のようなものがあります。

  • カタール航空の公式ホームページからオンライン予約することで、初回は2,000マイル、2回目以降は500マイルがボーナスとして加算される。
  • SPGアメックスの入会特典として36,000ポイントが付与されるので、最低でも12,000マイル、60,000ポイント以上にして移行すれば、15,000マイル相当になるポイントが付与。
  • アメリカンエキスプレスカードの発行キャンペーンを利用すると30,000マイルから最大80,000マイル相当のポイントが付与。

上記のようなキャンペーンを利用することで、プリビレッジ・クラブのマイルを貯めることができる。

Kaligoでマイルを貯める

ホテル予約サイトの中でもマイルを貯めることができるホテル予約サイトとして有名なものが「Kaligo」です。
日本のANAやJAL、さらにイギリスのブリティッシュエアウェイズなどにもマイル加算ができることで有名なサイトですが、この予約サイトの提携航空会社にカタール航空も含まれています。
マイルの加算率はホテルによって異なりますが、カタール航空の場合、加算率がとても高く20%~30%近く加算されるホテルもあります。ANAやJALなどが10%以下の加算率のケースがほとんどなのでかなりお得です。
ホテル予約をするときにはKaligoを利用して、カタール航空のマイルを貯めましょう。

マイルを購入する

プリビレッジ・クラブのマイルを貯める最後の方法は、マイルを購入するやり方です。
カタール航空ではマイルの販売も行っており、公式ホームページから購入することができます。
マイルの販売単価は、1,000マイル=35US$で年間60,000マイルまで購入することができます。マイルの有効期限が切れそうだけど必要なマイル数に足りていない場合は、マイルを購入して使うことができます。マイル購入のキャンペーンも時々行われており、キャンペーンを利用するとお得にマイルを購入することができます。
ただし、入会後にすぐ購入することはできず、購入するには最低でも3,000マイルを獲得している必要があります。

まとめ

  • カタール航空のプリビレッジ・クラブは、カタール航空を利用することでマイルを貯めることができるが、日本航空と同じワンワールドに所属しているので、日本航空を利用してもマイルを貯めることができるケースがある。
  • マイルを貯めるためのクレジットカードとしては、SPGアメックスで貯めることができ、アメックスのポイントであればカタール航空にマイレージ意向をすることができる。
  • マイレージクラブとしてもキャンペーンを頻繁に行っているので、日本人にとっても貯めやすいマイレージプログラムの1つである。

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