CMなどでおなじみの大手インターネット通販ショップ「楽天市場」
長い歴史を持つ通販ショップで、掲載されているお店の数も日本最大級を誇っています。
では、楽天でマイルを貯めるにはどんな方法があるのでしょうか。また、どこのマイレージバンクに貯めることができるのでしょうか。楽天でマイルを貯める方法を紹介します。
楽天とマイルの関係
ANAと提携
大手通販ショップ「楽天」は、業務提携の中で日本の全日空(ANA)と提携関係にあります。
この関係を示すようにANAカードには、楽天の電子マネーである「楽天Edy」が搭載されていますし、逆に「楽天ANAマイレージクラブカード」が発行されています。このような関係から、楽天を利用してマイルを貯めるのであれば、ANAマイルが基本的に貯まります。他のマイレージプログラムにマイルを加算することも不可能ではありませんが、大幅に手数料が取られたり、ポイントが大きく減少してしまったりするので注意しましょう。
楽天とANAマイルの関係
楽天でマイルを貯めるには、楽天とマイルの関係を理解する必要があります。まず、楽天には「楽スーパーポイント」というポイントプログラムがあり、楽天での商品購入やサービスの利用でポイントが貯まります。
次に、このポイントをANAマイルに移行することができ、交換レートは「2ポイント=1マイル」になります。楽天スーパーポイントには通常ポイントと期間限定ポイントというものがありますが、ANAマイルに交換することができるものは、通常ポイントのみになります。
楽天スーパーポイントは、楽天での商品購入や電子マネーの楽天Edyにも交換することができますが、このときに1ポイント=1円の価値で使うことができるので、マイル価値に計算すると1マイル=2円ということになります。
楽天でマイルを貯める(基本編)
商品購入でポイント獲得
楽天でマイルを貯める一番の基本になるのが、商品の購入です。
楽天市場では、商品を購入することによって、商品に応じたポイントが付与されます。基本のポイント付与率は1%ですが、商品によっては「ポイント5倍」や「ポイント10倍」といった付与率になっています。
例えば、1万円の商品を1%のポイント付与率で購入すれば、100ポイントが貯まり、これをマイルに交換するとANAマイルが50マイル貯まることになります。
また、1万円の商品でもポイント付与率が10倍になっていれば1,000ポイントが貯まることになるので、ANAマイルがなんと500マイル貯まります。
商品の値段にもよりますが、より多くのマイルを稼ぎたいのであれば、ポイントの付与率ができるだけ高い商品を狙うのが良いです。(ポイント付与率アップで獲得できるポイントは「通常ポイント」なのでマイル移行が可能)
【ポイントの獲得ができる楽天サービス】
楽天市場・楽天ブックス・楽天トラベル・楽天Kobo電子書籍ストア・楽天ブランドアベニュー 楽天24・楽天海外販売・楽天西友ネットスーパー・楽天GORA・楽天チケット |
提携企業でポイントを貯める
楽天スーパーポイントを貯めることができるのは、インターネット上だけではありません。街の中にもたくさんの提携企業があり、ここを利用することでポイントを貯めることができます。
【代表的店舗】
ジャンル | 店舗名 |
グルメ・飲食 | はま寿司・マクドナルド・すき屋・ミスタードーナッツなど |
ショッピング | コーナン・大丸・松坂屋・スーパーABCなど |
ドラッグストア | ツルハドラッグ・サンドラッグ・ココカラファインなど |
インテリア・雑貨 | Porta Magica・gallery of GALLERIAなど |
ファッション | Right-on・コメ兵・紳士服コナカなど |
スポーツ | アルペン・スポーツデポ・ゴルフ5など |
家電・パソコンなど | ジョーシン・ビックカメラ・ソフマップなど |
美容 | 湘南美容クリニック・ネイルサロンAxceorr・クリスタルネイルなど |
本・音楽・ゲームなど | バンダレコード・キッズランド・らくだ書店など |
引越し | アリさんマークの引越社・株式会社不動産流通センターなど |
生活・暮らしなど | ホワイト急便・羽田空港ペットホテルなど |
ガソリンスタンドなど | 出光サービスステーション・コスモ石油・日本駐車場開発など |
車など | Jネットレンタカー・スカイレンタカーなど |
その他 | ビューホテルズ・三原国際ホテルなど |
https://pointcard.rakuten.co.jp/partner/
上記表やリンク先の提携店舗を利用することで、楽天ポイントが付与されます。
ポイントの付与率はお店によって異なりますが、100円の利用につき0.5ポイントまたは1ポイントが多いです。これらの店舗を利用するときにカードやアプリを提示すれば、それだけマイルが貯まりやすくなります。
楽天カードで貯める
楽天スーパーポイントを利用してマイルを貯めたいのであれば、年会費無料で持つことができる楽天カードが便利です。
テレビコマーシャルなどでもお馴染みのカードで、国際ブランドはJCB、VISA、MasterCard、American Expressから選択することができます。クレジットカードを利用することができるお店で使えば、100円に付き1ポイント貯めることができます。このポイントもマイルに移行することができます。
SPUは要注意
楽天スーパーポイントを貯めるときによく聞く言葉に「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」というのがあります。特にエントリーなどをする必要なくポイントが加算されていくシステムで楽天スーパーポイントを貯めるのに非常に良さそうなものです。
【代表的なSPU内容】
- 楽天市場での買い物で+1倍
- 楽天カードのご利用で+2倍
- 楽天プレミアムカードまたは楽天ゴールドカードご利用で+2倍
- 楽天銀行口座から楽天カード利用分を引き落としで+1倍
- 楽天の保険の保険料を楽天カードで支払いで+1倍
- 楽天でんき加入&利用で+0.5倍
- 楽天市場アプリからのお買い物分+0.5倍
- 楽天証券月1回500円以上のポイント投資で+1倍
- 楽天モバイル通話SIMご利用で+2倍
- 楽天TV NBA Specialまたはパ・リーグSpecialご加入・契約更新で+1倍
- 楽天ブランドアベニュー月に1回以上ご利用で+1倍
- 楽天ブックス:月1回1,000円以上のお買い物でポイント+0.5倍
- 楽天Kobo:月1回1,000円以上のお買い物でポイント+0.5倍
- 楽天トラベル提唱サービス、対象期間のご利用で+1倍
- 楽天ビューティ月1回1,500円以上ご利用で+1倍
実は、このSPUは要注意で、付与されるポイントの多くが「期間限定ポイント」であるということです。楽天カードでの買い物で付与されるポイントは通常ポイントですが、そのほかの付与ポイントは期間限定ポイントが多いのでマイルに移行することができません。SPUを利用する大量ポイント獲得はできますが、マイルには関係してこないので知っておきましょう。
楽天でマイルを貯める(応用編)
楽天Edyでマイルを貯める
楽天の電子マネーである楽天Edyを利用してもマイルを貯めることができます。
楽天カードを保有していれば、楽天カードからEdyにチャージするとチャージ金額の0.5%がポイント付与されます。そして、チャージされたEdyを利用して買い物をすると200円につき1ポイントが付与されます。
このポイントをマイルに移行します。
楽天ペイで貯める
楽天が提供しているコード決済の「楽天ペイ」
この楽天ペイで支払いをすると、登録したクレジットカードのポイントとは別に0.5%のポイントが付与され、マイルに移行することができます。
楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸の勝利翌日ポイントアップ
楽天が協賛をしているスポーツ球団の東北楽天ゴールデンイーグルスとヴィッセル神戸が勝利をした翌日はポイントがアップします。それぞれのシーズンにしか行われず、さらに行われないシーズンもあるので確実ではないですが、付与されるポイントが通常ポイントなのでマイルに交換することができます。
まとめ
- 楽天は、ANAと提携しているため、楽天を利用してマイルを貯める場合には、ANAマイルを貯めるのが効率が良い(他のマイレージプログラムは大幅に加算率が下がる。)
- マイルに移行することができるのは通常ポイントであり、SPUやキャンペーンでもらえる期間限定ポイントは移行できないので注意する。
- 楽天カードを利用して楽天で商品購入するのが一番マイルを稼ぎやすく、ポイントアップしている商品は、ポイントが多くもらえるのでマイルをたくさん稼ぐことができる。
この記事へのコメントはありません。