航空マイルを貯めやすいことで評判の高い、SPGアメックス。
アメックスのポイントを貯めやすいだけでなく、カードを更新すると付与される「SPG」と「マリオット」ホテルグループに1泊2名無料宿泊できる特典が、魅力になっています。
しかも、このホテルは日本国内だけでなく、海外にもあるので、海外のホテルでも無料で泊まることができるのです。
SPAアメックスの無料宿泊の条件
SPGアメックスを持っている人に与えられる無料宿泊
どんな条件で付与され、使うことができるのかを下にまとめました。
- 2年目以降のカード更新後に利用可能
- 1年に1回利用可能(更新すれば翌年以降も可能)
- 1泊1室2名まで
- 50,000ポイント以内のSPG、マリオット、リッツカールトン参加ホテル
- スタンダードルーム利用
- スタンダードルームに空きがあれば繁忙期・閑散期問わず利用可能。
上記の条件を満たすことができれば、カード保有者の国籍に関わらず世界中のホテルを利用することができます。
SPG、マリオット、リッツカールトンのホテルは非常に数が多く、その気になれば世界中の主要として使うことができます。
ハワイで利用するのであれば、50,000ポイント以内のホテルというのをしっかりと覚えておきましょう。
ポイントはカテゴリーで分けられる
無料宿泊をするときには50,000ポイント以内のホテルを探さなければいけませんが、その前に、ポイントの仕組みについて理解しましょう。
SPGアメックスの無料宿泊で使えるホテルは、1から8のカテゴリーに分けられています。さらにそのカテゴリーの中にオフピーク・標準・ピークの3つの時期によって必要なポイントが変わる仕組みになっています。(下記表を参照)
カテゴリー | 標準 | オフピーク | ピーク |
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
オフピークは、2019年から始まった期間になります。
SPGアメックスの無料宿泊特典は、50,000ポイント以内の条件が付いているので、カテゴリー4までは、スタンダートルームに空きがあればいつでも利用することができます。
標準期間であればカテゴリー6、オフピークであれば、カテゴリー7までのホテルを選択することができます。
このカテゴリー分けは、ハワイのホテルに限らず世界中どのホテルでも同じ扱いです。
ハワイで無料宿泊するには
泊まることができるホテルはどこ
ハワイ諸島の中にもSPG、マリオット、リッツカールトングループのホテルは非常に多くあります。
そこで無料宿泊が可能なカテゴリー7までの中でハワイ諸島にあるホテルを選択すると以下の表のようになります。
カテゴリー | ホテル名 |
カテゴリー4 | コートヤード・キング・カメハメハ・コナ コートヤード・カウアイ・ココナッツ |
カテゴリー5 | コートヤード・マウイ・カフルイ シェラトン・コナ・リゾート シェラトン・プリンセス・カイウラニ シェラトン・カウアイ・リゾート ハプナ・ビーチリゾート コートヤード・ワイキキビーチ コートヤード・ハワイ・ノースショア レジデンス・イン・マウイ・ワイレア |
カテゴリー6 | ザ・レイロウ・オートグラフコレクション ワイキキ・ビーチ・マリオットリゾート シェラトン・ワイキキ マリオット・コオリナ・ビーチ・クラブ マウナケア・ビーチ・ホテル コロア・ランディング・リゾート ウエスティン・カアナパリ マリオット・マウイ・オーシャンクラブ カウアイ・マリオット・リゾート マリオット・カウアイ・ビーチ・クラブ シェラトン・マウイ ウェスティン・マウイ ワイコロア・ビーチ・マリオット ワイレア・ビーチ・リゾートマリオット |
カテゴリー7 | モアナサーフライダー・ウェステイン ザ・リッツ・カールトン・レジデンス ロイヤルハワイアン ザ・リッツ・カールトン・カパルア セントレジス・プリンスヴィルリゾート マリオット・ワイオハイ・ビーチ・クラブ ウェスティン・プリンスヴィル マリオット・カウアイ・ラグーン ウェスティン・ナエア・オーシャンヴィラ |
ホテルの一覧を見るとツアー旅行ではAランクからSランクに位置しているようなホテルが多く、ホテル探しをするだけでもワクワクするようなラインナップです。
特にシェラトン系やウェスティン系は質の高いサービスが魅力です。
どのホテルも通常時で4万円以上、カテゴリー7になると1泊5万円クラスが並んでいますので、年会費の元を十分に取ることができます。
この中から旅行する目的や日本人コンシェルジュの有無などを調べて絞り込んでいくのがよいですが、調べてから予約する必要はありません。
なぜなら、予約の仕方に答えがあります。
予約はどうやって行うの
日程が決まったらホテルを決めますが、調べて探す必要はありません。
なぜなら予約は、コールセンターでしかすることができないためです。
SPGのサイトからサインインすると、「ご獲得済みのアワード」の中に無料の宿泊特典が表示されます。
ここをクリックすると、ゴールドプリファードゲスト専用の電話番号が表示されるので、そこに電話をします。
SPGアメックスの無料宿泊を利用するときには、必ずコールセンター経由で予約を行います。
コールセンターにつながったら、希望の宿泊日とホテル名を伝えれば、空室があるか検索してもらうことができ、空室があれば予約完了です。
分からないことは聞いてみよう
このコールセンター経由で予約できるというのが大きなポイントで、ホテルのことについて分からなければ聞いてみるのが一番良いです。
インターネットでは空室があるのかどうかわからないので「○月○日にホノルルで無力宿泊できるところはありますか」といったアバウトな質問でもホテルを探してくれます。
「ビーチに近いところ」「観光スポットに近いところ」「日本人コンシェルジュがいるところ」など細かい要望に対しても応えてくれ、ホテル探しをしてくれます。
ホテルの希望がない、ハワイのホテルについてあまり知らないのであればコールセンターをフルに活用しましょう。
SPGアメックスの無料宿泊をハワイで使う時の注意点
いつから予約できる
SPGアメックスの無料宿泊予約は、カード発行直後にはついてきません。
無料宿泊を利用することができるようになるのは1年間カードを利用して、カード更新月の後に付与されます。
特典は、カード更新月の2か月後(場合によっては4か月後も)ぐらいに付与されるので付与されたらコールセンター経由で予約可能です。
確認したい子どもの扱い
予約時に気を付けたいのが、子どもの扱いです。
ハワイなどのリゾート地に行くときには子どもと一緒にホテルに宿泊しようと考えている人も多くいます。
無料宿泊の条件には「1泊2名まで」と記載されており、子どもの取り扱いについては明記されていません。
海外では子どもの取り扱いについてホテルごとに差が大きく、「7歳以上から1名」とカウントするホテルもれば「18歳以上から」「ベッドを利用しないケースは人数とカウントしない」などホテルごとに対応がバラバラです。
宿泊予約をするときには、何人で宿泊したいかを伝えておくことも大切です。
SPGポイントの併用も可能
SPGアメックスの無料宿泊特典は、SPGアメックスに付与されるゴールドステータス特典と併用することができます。
レイトチェックアウトを希望する場合には、予約時に申し出ておきましょう。
お部屋のアップグレードに関しては、ゴールドステータスだとアップグレードされる可能性は高いものの確実ではありません。
また、SPGポイントと併用することもできます。
ポイントを使えば、お部屋のワンランクアップグレードやクラブルームへのアップグレードも可能になるので、豪華な旅を楽しみたいという人にはおすすめです。
これらの特典利用やポイントの利用、また予約の変更などは全て電話でしかできないので注意しましょう。
まとめ
- SPGアメックスの無料宿泊特典は、ハワイでも利用することができ、定められたポイントの範囲内で、かつスタンダードルームに空きがあれば宿泊可能。
- ハワイのホテルは相場が高いので、無料宿泊のポイント上限に近いホテルを選択すれば年会費の元を取ることができるぐらいのランクに宿泊できる。
- 予約は、コールセンター経由でしかできないので、ハワイのホテルに詳しくなくても自分の希望する条件を伝えれば、ホテルを探してもらうことができる。
- ハワイのホテルであってもゴールド特典やSPGポイントの併用は可能。子どもの扱いに関してはホテルによって異なるので、ファミリーで無料宿泊特典を利用する際には予約の際に確認する必要がある。
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