楽天Edyの基本講座
楽天Edyって何
楽天Edyは、楽天が中心となって提供している電子マネーで、日本国内の電子マネーが使える店舗であれば多くのお店で利用できます。
古くから全日空(ANA)と提携関係にあり、楽天Edyを利用して支払うことによってANAマイルを貯めることができます。
プリペイド式の電子マネーでANAマイルを貯めるにはどのカードを利用してもよいわけではなく「Edy機能が搭載されているANAカード」または「おサイフケータイEdy」を使う必要があります。
楽天Edyの通常利用でのポイント
楽天Edyは、Edyを使って支払うと200円で1マイルが加算されます。
さらに「Edyマイルプラス」の加盟店で支払うと、2倍の200円で2マイルが貯まります。
マイルを貯めるためには、200円単位で区切られるようになっており、198円の利用ではマイルを貯めることはできません。
ANAマイレージクラブモバイルプラス
楽天Edyでたくさんのマイルを貯めたいのであれば、加入するとよいのが「ANAマイレージクラブモバイルプラス」です。
月額324円かかるサービスですが、200円で2マイル貯めることができます。
これとは別に通常の200円で1マイルが加算されるので、合計200円で3マイル加算になります。
月額どのくらいの金額を利用すると元が取れるかというと1マイルの価値を1.5円と考えると324円の年会費は、216マイルと同じ価値になります。
200円で2マイル加算されるので216マイル貯めようと思うと21,600円の支払いが必要になります。
月に2万円以上、楽天Edyを利用して支払いするのであれば、ANAマイレージクラブモバイルプラスに加入する意味があります。
なお、ANAマイレージクラブモバイルプラスに参加すると、Edyでのマイルが増えるだけでなく、ANAマイルをスカイコインに交換するときのレートがアップしたり、割引航空券の旅割の予約を一般の人よりも1日早く申し込みができたりする特典があります。
おサイフケータイは利用時注意
おサイフケータイを利用するときには注意が必要で、貯めるポイントを選択しなければいけません。
楽天スーパーポイントやTポイントなどの選択肢がありますが「ケータイ de Edyマイル」に登録をします。
これをしないと別のポイントが貯まってしまいます。
楽天Edyでマイルを大量獲得するにはポイントを三重取りせよ
チャージでマイルを貯める
楽天Edyで効率よくマイルを貯めたいのであれば、ポイントを三重取りします。
ただ、Edyにチャージして、利用しているだけでは、大量マイルを獲得することはできません。
大量のANAマイルを獲得するには、1回の買い物でいくつものポイントを獲得することが大切です。
その手始めが、楽天Edyへのチャージでマイルを貯めることです。
クレジットカードの中には、楽天Edyへチャージをすることで、ショッピングポイントを貯めることができるカードがあります。
このショッピングポイントをマイルに変えることができます。
下記のカードが、楽天Edyへのチャージでカード会社のポイントを貯めることができる代表的なカードです。
カード名 | 年会費 | 還元率 |
楽天カード | 無料 | 0.5% |
JMBローソンPntaカードVisa | 無料 | 0.5% |
ANA JCBワイドゴールドカード | 15,120円 | 0.5% |
ANA ダイナースカード | 29,160円 | 0.5% |
ANA JCBカード プレミアム | 75,600円 | 0.5% |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 86,400円 | 0.5% |
ANAカード関係は、楽天Edyにチャージをすると0.5%がマイルとなって還元されるものの、上位カードにしかついていないので、年会費が高額になるデメリットがあります。
他にはら、年会費無料の楽天カードがありますが、このカードではマイル還元率が0.25%まで下がってしまいます。
楽天Edyの機能だけでクレジットカードを選択することは少ないと思うので、さまざまな機能を考え併せてカード選びをすることが大切です。
楽天Edyへのチャージのみでカードを持つのであれば、年会費無料の楽天カードがおすすめになります。
チャージした楽天EdyをANAマイレージクラブモバイルプラスで使う
楽天Edyへのチャージが完了したら、完了した楽天Edyを利用してお買い物をします。
このときにANAマイレージクラブモバイルプラスへの加盟を忘れないようにしましょう。
こうすることによってポイントの三重取りができます。
では、実際に10,000円分をANA JCB ワイドゴールドカードでチャージし、同じ金額の商品を購入したとします。
- 楽天Edyへのチャージで、ANAカードから50マイル
- チャージされた楽天Edyを利用して、50マイル(200円で1マイル)
- ANAマイレージクラブモバイルプラスから100マイル(200円で2マイル)
- 合計で200マイルを獲得することができます。
マイル還元率は2%となるので、いくつかの機能を併せて利用することで、多くのマイルを獲得することができます。
通販ならEdyもらえるモールを使う
もらえるモールで楽天Edyを貯める
楽天Edyでマイルを貯めるのであれば、通販のときにも活用しましょう。
通販で使いやすいの」が「もらえるモール」です。
このサイトは、通販などで買い物をするときに、もらえるモールの会員になっておき、もらえるモールにログインした状態で、専用のバナー経由で買い物をするだけで楽天Edyに変えることができるポイントを貯めることができます。
ポイントの貯まる量は、サイトによって異なり「楽天」や「Yahoo」などの大手ショッピングサイトであれば購入金額の1%程度を貯めることができます。
このためたポイントを楽天Edyに交換することによってEdyで買い物をすることができ、買い物をしたときの支払いに楽天Edyを利用することでANAマイルをためることができます。
上手にやるとANAマイルの四重取りも可能に
もらえるモールを経由して買い物をすると、上手にやればポイントの四重取りが可能になるという点です。
例えば、楽天で10,000円、楽天ポイント還元率1%の商品を購入したとします。
すると
- 楽天で商品を購入したことによるクレジットカード会社からのポイントを交換して100マイル
- 楽天ポイントをANAマイルに交換して50マイル
- 1%が楽天Edyとして還元される(100円分)をEdyで支払いして0.5マイル
- ANAマイレージクラブモバイルプラスで1マイル
合計151.5マイル
楽天Edyを利用して、もらうことができるANAマイルはわずかですが、これはポイント還元率を最低の1%で計算しているからであり、これ以上に還元率の良いサイトを使えば、もっとマイルをためることが可能です。
このように楽天Edyを使うとポイントの四重取りが可能になります。
まとめ
- 楽天Edyを利用してマイルを貯めるのであれば、200円で1マイル貯まる方法だけを利用するのではなく、ANAマイレージクラブモバイルプラスに加盟して200円で3マイル貯まるようにする。
- 楽天Edyにチャージすることができるクレジットカードを利用するとポイントの三重取りをすることができる。
- もらえるモールを利用すると通販でも楽天Edyを貯めることができ、あまり稼ぐことができるANAマイルは多くないもののポイントの四重取りが可能になる。
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