マイル・ポイントの貯め方

SBIポイントってどう貯めるの 貯め方と使い方を紹介します

大手証券会社の1つであるSBI証券が運営しているポイントが「SBIポイント」です。

数あるポイントの中でも証券会社が行っている少し変わったポイントであり、ポイントを貯める条件も金融取引や口座開設など一般的なポイントと少し変わっています。
そんな、SBIポイントの貯め方と使い方についてここでは解説します。

ただし、注意点としてSBIポイントは2019年7月にTポイントと統合されました。今回ここで紹介する方法を使ってポイントを貯めると、現在はTポイントが貯まるようになっています。

SBIポイントを貯める

SBI口座開設でポイント獲得

SBIポイントの一番簡単な獲得方法は、口座開設です。これによって100ポイントを獲得することができます。
口座の開設の場合には、獲得できるポイントよりもキャンペーンによって獲得できる現金の方が魅力的なので、ポイントを獲得できるメリットは少し薄れるかもしれません。

国内株取引手数料の1.1%

SBIポイントは証券会社が運営しているポイントだけあって国内株式の取引によってポイントを貯めることができます。
対象となる取引は

  • 国内株式のスタンダードプラン(現物取引)手数料
  • PTS取引手数料

これらの月間合計金額に対して1.1%をSBIポイントとして受け取ることができます。
注意点は、国内株式取引においては「スタンダードプラン」と「アクティブプラン」が用意をされているが、ポイント還元を受けることができるのはスタンダードプランのみになっている。アクティブプランでは、1日の取引金額に対して手数料かかかるプランで、1日当たりの取引回数が多い人は、こちらの方がお得になります。10万円以下の取引であれば、手数料が無料になっているので、SBIポイントの還元は受けられません。また、信用取引での手数料も対象外になります。

【例 30万円以下の株式をスタンダードプランで10回に分けて購入 手数料が1800円の場合】
1,800×1.1%=20ポイント(端数切り上げ)

投資信託 月間平均保有金額の年利還元

SBI証券で保有している投資信託の保有資産によりポイント還元を受けることができます。保有資産にはNISAの投資信託も対象です。

ポイントの還元率は商品と保有している資産状況によって異なります。

  1. 通常銘柄:1000万円以下で年率0.1%、1000万円以上で年率0.2%
  2. 指定銘柄Ⅰ:年率0.05%
  3. 指定銘柄Ⅱ:年率0.03%
  4. 指定銘柄Ⅲ:年率0%

上記に記載している還元率は、年利になっているので実際に付与されるのはこの数字の12分の1が毎月付与されるようになります。
わずかなポイント量ですが、保有資産が多ければ多いほど多くのポイントが付与されます。

【例 5,000万円の通常銘柄を保有している場合】

5,000万 × 0.2% =10万ポイント
10ポイント÷12カ月 = 約8,333ポイント
月当たり8,000ポイント以上を獲得することができるので大量ポイントの獲得が可能です。

ただし、こちらも注意点があり、一部の商品では還元がないものがあります。
還元のないものは以下の商品です。

SBI・先進国株式インデックス・ファンド
SBI-SBI・新興国株式インデックス・ファンド
MMF、中国F、MRF、外貨建MMF、ETF、REIT、外国籍投資信託など

金・プラチナ・銀の買い付け手数料

SBI証券で取り扱っている金・プラチナ・銀の取引でもポイントを貯めることができます。
貯まるポイントは買い付け時の手数料の月間合計金額のうち1.0%が還元されます。
購入金額ではなく、購入金額の手数料になっているので注意が必要です。

SBIポイントモールで貯める

ポイントを貯めるときの定番である、ポイントモールもSBI証券は保有しています。


このポイントモールから商品を購入してもポイントを貯めることができます。
特筆すべきポイントとしてはYahoo!ショッピングなどの定番ショッピングモールが含まれているので、SBIポイントとYahooのTポイント、さらに利用するクレジットカードによってはクレジットカードのポイントの三重取りをすることができるということです。
Yahoo!などの大手ショッピングサイトではポイント還元率は1.0%が多いですが、特定の企業サイトを利用する場合には高還元率のショップも多くあります。

少し変わったところでは、ここからSBIグループの商品を申し込みしてもポイントが加算されるというところです。

  • 住宅ローンであれば10,000ポイント
  • FXトレードで 2,500ポイント
  • 口座開設で 500ポイント
  • SBIソーシャルレンディング 3,000ポイント
  • SBI証券の口座開設 100ポイント

など、SBIで取引を始めようと考えている人は、SBIポイントモール経由で多くのポイントを稼ぐことができます。

SBIポイントの使い方

SBIポイントのポイント価値は1ポイント=1円になります。
交換先も数多くあるのでいろいろなことに使うことができます。

現金への交換

SBIポイントは現金に交換することができます。
SBIソーシャルレンディングとのID提携が必要ですが
5,000ポイント=5,000円
10,000ポイント=12,000円

に交換することができます。
振込先は、住信SBIネット銀行に限定されます。

これ以外でも現金化することができますが、少し交換レートが劣ります。
通常の現金交換の場合、住信SBIネット銀行の場合1P=0.85円換算、全国の金融機関(ゆうちょ銀行以外)1P=0.8円となります。

レートのことを考えるとSBIソーシャルレンディングへ登録しておいた方がお得です。

他社のポイントに交換する

他のポイントに交換して使うこともできます。

移行先ポイント 必要SBIポイント 移行先ポイント
Tポイント 500 500
ANAマイル 700 200
JALマイル 900 300
nanaco 500 500

陸マイラーにとってはANAマイルやJALマイルに直接交換することができますが、この交換レートは若干損になります。
VISAのワールドプレゼントポイントやGポイントを使うことができる人は、PeXからワールドプレゼントポイント、Gポイントを経由するLINEルートを利用すれば、獲得することができるマイルがANAマイルの場合、500ポイントから約320ANAマイルにすることができます。

ポイントで投資する

SBIネオモバイル証券を利用すると、SBIポイントから交換したTポイントで投資をすることもできます。

現金で投資を行うのはちょっと怖いと感じている人や少し投資を始めてみたいという人にはおすすめのものになります。

投資を行いたい人は、SBIネオモバイル証券の口座開設が必要になります。

商品に交換する

SBIポイントはさまざまな商品と交換することも可能です。

交換可能な商品は季節によって変わるのでホームページで確認しましょう。

商品価値と交換ポイントはおよそ1ポイント=1円になっています。

募金して社会貢献する

SBIポイントは社会貢献の寄付としても利用することができます。

寄付は1ポイント単位から行うことができるのでポイントが余ってしまい、社会のために役立てたいというときにお薦めです。

まとめ

  • SBIポイントは、証券会社が運営しているポイントらしく、資産の運用や保有資産によってもらうことができるポイント量が変わります。
  • 現在はTポイントと統合ざれたため、SBIポイントではなくTポイントが貯まり、利用範囲が広がりました。
  • ポイントの交換先としてマイルに交換することもできますが、直接交換するよりもポイントサイトを経由した方がポイントの付与率は良くなります。

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