ANAやJALのマイルを特典航空券に変える場合二親等以内の親族のチケットしか発行することが出来ないのは有名です。
二親等というと以下の図のように配偶者の祖父母まで含むので意外と適応範囲は広いです。
しかしマイルを貯めてると誰もが一度は考えたことがあるであろうことは特典航空券の発行で友人や恋人のチケットを発行できないか、ということだと思います。
友人や恋人のチケットをマイルを使って予約する方法はいくつかあります。
家族名義で発行した特典航空券を使う?
まず最初に思いつく可能性の高いこの方法ですが航空会社によって禁止されています。
実際問題として国内線であれば本人確認などよっぽど怪しい動きでもしていない限りないため実際この方法を使っている人も結構いるようですが国際線では絶対に出来ませんし、国内線でもバレれば搭乗拒否や賠償請求の可能性があります。
というわけでこの方法は一切推奨はしませんが一つ気になることがあってANAのホームページには2親等以外にも同性パートナーの場合も特典利用者登録が可能であると書いてあります。
日本では2017年現在同性婚は認められていません。渋谷区で同性カップルを結婚相当とする条例は施行されましたが同性婚が認められたわけではありません。
そのためANAに確認を取ってみましたが同性パートナーの場合は結婚していなくても特典利用者登録が出来るとのことです。
これはもちろんいいことだと思うのですが同性の恋人がOKで異性の恋人がダメとなると逆差別につながる気もします、今後ANAが特典航空券の対象範囲をどう変えていくか期待したいところです。
というわけで2親等以内の家族かそれ以外でも同性のカップルであれば正式に特典航空券を使えます。
特典航空券の特典利用者登録に友人や恋人の名前を登録する?
女性であれば苗字が変わることもありますしそもそも2親等というのは義理の家族も入るため苗字が違くても登録は可能です。
特典利用者登録は10人まで行えますが苗字が違う人ばかり登録したらさすがに確認の電話が来ると思います。私は一切この方法を使っていませんが実際にやっている人は結構いて搭乗する本人との名義ももちろん同じになるので上の方法よりは危険度が低いと言えます。
あくまでルール違反ですので自己責任でお願いします。
「いっしょにマイル割」/「おともdeマイル割引」を使う
ここから正規の方法です。
それぞれANAとJALのサービス名です。
このサービスは、一人が10,000マイルを支払い往復の航空券を手に入れ同時に一緒に行く人の航空券の値段が安くなるサービスです。
国内線のみ使用できます。
ANA SKYコインやJAL eJALポイントに替える
マイルを航空会社のポイントに替えることにより親族以外の航空券を買うことができます。
しかし1マイルの価値は大きく落ちる為現金で買えるなら現金で買って自分で貯めたマイルはやはり国際航空券や国内長距離航空券でプレミアムエコノミークラス以上で使いたいものです。
番外編 ユナイテッド航空やアメリカン航空のマイルを貯める
ANAであれば同じスターアライアンスメンバーのユナイテッド航空、JALであれば同じワンワールドメンバーであるアメリカン航空のマイルを貯めるようにすれば二親等以内の親族以外の特典航空券を発行できます。
ちなみにユナイテッド航空やアメリカン航空はマイルを貯めてから3年で失効するというルールもありません。
いいことづくめに思えますがクレジットカード以外でマイルを貯めづらいのと多くの航空会社で発券手数料がかかるなどのデメリットああります。
そこでおすすめなのがSPGアメックスカードでマイルを貯める方法です。
SPGアメックスカードではANAやJALをはじめとした35社の提携航空会社のマイルに交換可能なポイントが貯まります。
どの航空会社のマイルを貯めるか迷っている人でもこのカードで貯めておけば好きな時にマイルに変換可能です。
ANAのマイルもJALのマイルも外資系航空会社のマイルを貯めている私には非常にありがたいカードです。
100円につき1.25マイル分のポイントを貯めることができるので普通のクレジットカードよりもポイントが貯まりやすいですし、何より毎年高級ホテルに泊まることのできる無料の宿泊券をもらえるのもおすすめできるポイントとなっています。
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